建築業界で必要になる設備積算は
設備も積算も熟語としてはごく普通のものですが、これが合わさって設備積算となるとほとんどの人は聞いたことがない用語になるかもしれません。
これは建築業界で用いられる言葉で、簡単に言えばその建物を完成させるのにどれだけの費用がかかるか設計の段階で見積もりを計算することを指します。
ビルとかマンションなど対象は別に何でも構いませんが、建物を建てるには木材や鉄筋、セメントやコンクリートなど様々な建設資材が必要です。
これらを設計図に従って組み立てていくイメージですが、そこには人件費が必要になりますし、高所に資材を運ぶためにクレーン車を借りたりすると賃貸料もかかってくることになります。
このように非常に多くの要因で費用がかかりますので、各項目ごとに計算してそれを足し合わせるようなものとなり、積算という言葉が使われることになるわけです。
基本的には設計図とか仕様書などの書類を元にデスクワークで算出するものであって、建設現場に連日赴いて情報収集したりすることが求められる仕事ではありませんが、それは建築に関わる常識というか基礎は既に分かっていることが前提とも言えます。
同じ資材を用いる場合であっても、どのような工法を選択するかで人件費も異なってくるかもしれませんし、工期が変わってやはり費用に影響するかもしれず、いろいろな要素を計算に入れないといけませんので、全くの素人であっても誰でもできるような作業ではありません。